
新潟といえば、お米、コシヒカリ。そのお米を主役にしたお店を作りました。うまい米の産地は、県内にいくつもあります。南魚沼を中心に、佐渡と村上の山北からも。同じコシヒカリでも、土と水が変われば味が変わります。

新潟には、魚沼・岩船・佐渡という三つの美味しい米どころがあります。たくぞうのお米は、三つの産地から届きます。

農家さんと話していると、「この斜面は一番先に日が差すからうまい」「あの棚は一番上流の水だからうまい」と、場所を指してうまさを語ります。米どころならではの話です。
「魚沼産」という括りは、十日町から小千谷、長岡の一部まで含みます。地元の人はもっと細かく、川で区切ったり沢で区切って話します。南魚沼でうまいとされるのが三つの沢で、大沢、樺野沢、君沢。お米のロマネ・コンティとも言われます。
たくぞうが仕入れているのは、そのひとつ、樺野沢です。

ただ、ふつうに仕入れると、この指定ができません。一般に流通するお米は、大きな施設でまとめて乾燥・保管されるからです。だから、秋に農家さんから直接買って、米問屋さんに冷蔵で預かってもらっています。お米は、磨いた日から少しずつ味が落ちていきます。磨きたてのお米が、二日に一度届きます。
浸水の時間、水加減、そして水そのものまで。水は11種類のろ過材を通した軟水を使っています。お米がいちばんうまくなる一点を、毎日さがしています。


ひとつは、鮭
新潟は昔から鮭を多く扱ってきました。有名なのは村上の塩引き鮭。塩をあてて寝かせ、時間をかけて旨みに変える。その知恵が、古町の魚河岸にも伝わっていました。いま、その仕込みを続けている魚河岸は、一軒だけになりました。ここでだす鮭は、その唯一残った魚河岸から教わった十三日熟成の焼き鮭です。

もうひとつは、豚
このあたりでは、豚をよく食べます。銘柄豚もいくつもあります。そのなかから選んだのが、朝日の水と大麦で百八十日かけて育てられる朝日豚。臭みがなく、脂に甘みがあるのが特徴です。曜日替わりで、お料理を変えてお出しします。

神楽南蛮味噌、糸瓜の粕漬、十日町のほっぽろづけ。お米と同じ土地のものは、やはりごはんに良く合います。お味噌汁は、四年熟成と二年熟成の味噌を合わせて。塩気のきいた濃い味。どれも、ごはんを引き立てる名脇役です。
地元の人は、毎日食べ慣れている。当たり前すぎて、誰も言わなかった。そのうまさを、あらためて


日替わりで七、八種類。その時々のもので変わります。南魚沼・十日町のものとしては、神楽南蛮味噌(南魚沼)、糸瓜の粕漬(南魚沼)、ほっぽろづけ(十日町)。お米と同じ土地のものは、やはりごはんによく合います。

新潟の郷土料理。里芋を中心にあっさりと炊き、三つ葉といくらを添えました。冷たいまま、口直しにもなる一品です。
400円

南魚沼・片桐さん自家製のかぐら南蛮味噌炒め。大きめに切った神楽南蛮の食感と、味噌の旨みが楽しめる地元の逸品です。
250円

十日町・高長醸造場の雪国の惣菜。地元野菜を細かく刻み、味噌と合わせた、ごはんによく合う一品です。
250円

南魚沼「今成漬物店」の錦糸瓜を八海山の酒粕に漬け、歴史ある蔵で約1年半じっくり熟成させました。
250円

大粒のトラウト子をひと腹のまま甘塩で漬け込みました。塩味を抑え、卵本来の濃厚な旨みを引き出します。
400円

雪の下で甘みを蓄えた地元のとう菜などを使用。雪国ならではの自然な甘みとシャキシャキ感を楽しめます。
250円

ナスどころ新潟らしい定番の一皿。田楽は、古町の老舗に受け継がれる「ご飯に合う飾らない味」を再現。
350円

納豆を塩麹に漬け込み、さらに10日間じっくり発酵。深い旨みと塩気が白いご飯によく合う一品です。
250円

黄身を出汁醤油に2日間漬け、地酒を合わせた京都の名料亭直伝の黄身醤油を、マグロのたたきに絡めました。
500円
藍色のタイル壁に瓦庇。間口を大きく開け放ち、外に縁台を置いています。1階は曲線を描く木のカウンターとオープンキッチンで、釜が見える設計。2階は古い小屋組みを現しにした天井と土壁で、ボックス席と個室があります。











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